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  事業の内容

  
所 管   事 業 の 内 容
  
健康教育・健康展   地域保健と公衆衛生の向上のための健康教育は常日頃から各医療機関でなされています。また、健康展とは「病気についての知識を区民全体へ啓蒙する」という目的で年1度開かれています。本会では、メタボリックシンドロームについてまとめたパネル展示や各科の先生による健康相談を行っております。他には、消防署員による救命救急処置のデモンストレーション、歯科医師会の先生による歯の検診、薬剤師会の先生によるお薬相談、ボランティアによる健康体操の披露などが開催されております。最後には、粗品の抽選会など区民同士のコミュニケーションを図るアトラクションも用意しています。
  
学校保健  

例年、次のような各種会合へ参加しております。
(1)郡市区医師会学校保健担当理事連絡協議会
(2)浪速区子育て支援専門部会
他の事業として、毎年、大阪市における学校心臓検診の実施にかかる「ワーキング・グループ構成員」および「パイロット・スタディ検診実施校(1校)」の推薦、学校における感染症サーベイランス事業にも協力しております。また、大阪府医師会学校医部会委員も推薦しております。
公衆衛生事業では、浪速区保健福祉センターの行う事業(3歳児検診、ポリオ予防接種、BCG接種、特定健診など)に医師を派遣しております。

  
学術・生涯教育  

本会では、所属している医師の医学的知識の向上のため、生涯教育について注力しています。日進月歩の医学の進歩を考えると、自らが専門領域としている分野においてすら、その進歩を吸収することには、日々の努力を要します。
いわんや、専門としていない領域については、その進歩についていくことは容易ではありません。そこで、毎月1回の頻度で学術講演会を開催しています。様々な分野の専門家を招いて約2時間にわたり講演をしていただき、活発な質疑応答を通じて医学的知識の習得に励んでいます。

  
広報   本会はこぢんまりとした医師会ですが、医師会創設当初からのモットーであります「和」を大切にし、会員同士仲が非常に良く、いつも笑いが絶えません。広報担当の業務といたしましては、毎月1回、本会の広報誌であります「区医だより」を発行しております。毎月会員の医師に巻頭言をお願いし、各医師の専門のお話やその時の医療問題、その他趣味などについて寄稿していただいております。寄稿していただける先生が見つからないのがいつも悩みの種です。今後はホームページなどを通じて、もっと医師会のことを地域の皆様にお知らせしたいと考えております。
  
勤務医   大阪府医師会勤務医部会(第10ブロック)では、勤務医にかかる医療政策に関する情報を連絡するブロック委員会および勤務医の交流を深めるブロック懇談会を開催しています。ブロック委員会では、勤務医の過重労働問題など様々な問題を取り上げております。
毎年行っている事業は、次の通りです。

(1)第8〜11ブロック合同懇親会への出席
(2)ブロック内の病院見学会
市民の皆様の健康増進に役立つように勤務医間の調整をはかっていきたいと思っています。
  
感染症対策   様々な感染症に迅速に対応できる体制作りをしたいと思っております。また、感染症対策に関する講習会なども開催したいと考えております。
  
庶務   本会では、月2回定例理事会を開催しております。定例理事会では、医師会事業に関する協議を行って方針を決定したり、各種団体の委員や講演会講師に推薦する医師会員の選定などをしております。また、各担当理事が参加した会議・協議会・講演会などの報告を行っております。庶務担当理事は、定例理事会において司会を行い、議事進行が速やかに行われるように努めております。
  
医療連携   本会では、ブルーカードシステムとAケアカードシステムに取り組んでいます。ブルーカードシステムは、患者の病状が急変したときに、ブルーカードで指定してある登録病院が緊急対応してくれるカードです。また、Aケアカードシステムは、多職種(医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、ケアマネ)が、患者(利用者)の医療情報、介護情報を共有するシステムです。このシステムは、浪速区役所の「在宅医療と介護の連携基盤構築支援事業」(国が進める「地域包括ケアシステム」)の取り組みです。浪速区では、区内在住の介護保険利用者を対象に、における多職種連携のためのツールとして、この「Aケアカードシステム」を実施しています。

ブルーカードシステムについて
Aケアカードシステムについて
  
高齢者 在宅医療   高齢者社会における在宅医療への取り組みの一つとして、在宅連携チームを設置しています。このチームで在宅医療となった患者のかかりつけ医を選定したり、情報交換を行っています。
  
医療情報   情報化社会の現代では、誰もがいつでもどこでも、あらゆる知りたい情報を携帯電話やインターネットなどで得ることができます。自分たちが生活する浪速区の医療に関する情報を知るには、本会のホームページを見れば何でもわかると思っていただけるように、必要性の高い情報をリアルタイムに発信できるよう協議を続けております。
  
医療保険 介護保険   国民の皆様が安心して安全な医療を受けていただけるために、本会では医師や医療関係者の知識の向上および最近の医療問題の内容とその理解に勤めるため、講演会や説明会を開催しております。また、介護保険の介護度判定には、医学的な判断が求められるため、1名の医師が介護認定審査会に参加し、介護度を判定します。また、大阪市代表者会議に参加して協議を行い、介護認定の公平化を図っています。
  
厚生福利   会員と家族の皆様の相互理解と親睦を深めるための食事会や小旅行を、年に1回程度、開催しております。また、敬老の日には、75歳以上の医師会員にはささやかな贈り物をしております。
  
救急・労災・災害   浪速区における救急医療・労働災害に関連した事柄を担当しています。実際には、浪速区民まつりなど区内でのイベント開催時に、会場でケガや熱中症などにかかった人を救護するための医師の派遣や、休日・夜間の急病疾患への対応のため、中央急病診療所・今里休日急病診療所への派遣医師の割当をしています。また、労働災害に関しては、大阪府医師会労災部会において、府下の労災事例・労働衛生実施などについて、報告・検討・協議を重ね、安全で仕事のしやすい労働環境を整備するためにがんばっております。 
  
産業保健   浪速区の産業保健活動を推進するために、府医医師会や地域産業保健センターと連携して、健康相談事業を様々な会場で行っております。また、本会では定期的に産業医健康相談を行っており、専属の産業医のいない会社の社員の方々のご相談に応じております。そして、ご依頼があれば、産業医の派遣も行っております。積極的に研修会などに参加して、時代に合った産業医活動が行えるように日々努めております。

健康相談窓口について
  
税務・経理   本会の財務省で、医師会活動と事業が円滑に行えるよう、予算と財務管理を行っております。
  
医事紛争・医療安全  

医療安全は、質の高い、安全・安心の医療を提供するために必要不可欠です。事故が起こらないようにするための予防策と事故が起こってからの対策があります。医療事故は、"医療従事者の業務上の行為に伴い発生した有害結果”を指します。医療には、不確実なことが多く、必ずしも良い結果にならないこともあります。維持紛争は、"医療に関して生じた紛争”と定義されます。われわれ医療従事者は、可能な限り医療事故の発生を回避し、患者さんが安全で室の高い医療を受けられるよう、日々、努力をしています。