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会長あいさつ
 

 令和6年5月25日より有田繁広前会長の後、会長職を拝命しました久保田泰弘です。
 新制医師会の発足後、他地区よりも6年遅れの昭和28年に「社団法人浪速区医師会」を設立、上原正成先生が初代会長となりました。私で15代目となります。そして令和6年1月に浪速区医師会設立70周年の盛大な記念式典を開催いたしました。
 本会は、会員180名(A会員63名・B会員116名・C会員1名 令和6年5月現在)で構成されております。
浪速区の人口は令和5年度の統計では81,855人となっており、最近の平均増加率は2.9%です。西に難波八坂神社、中央に木津市場(300年の歴史があり水産・青果の生鮮品、加工品および関連食材の仲卸が約130店集積、敷地内に「湯源郷太平のゆ」などの温泉もあります)、なんばパークス(映画館を有する複合商業施設、パークスタワー8Fクリニックフロア)、南には通天閣(1912年に娯楽施設ルナパークのシンボルタワーとして凱旋門にエッフェル塔を乗せたイメージで建てられ、当時は約75mで東洋一の高さを誇っていた。)があります。
 
 当区には、総合病院として愛染橋病院、なにわ生野病院、富永病院、介護系に強いなにわ病院の4病院があります。本会独自の医療システムが2つあります。1つ目は、平成21年に誕生した救急対応システムとしての「ブルーカードシステム」です。現在は、近隣17病院の協力のもとに運用しております。事前に患者登録をすることで、病院側での緊急時の受入れ体制を整えることができ、救急搬送時間が短縮しております。このシステムの運用のための病診連携委員会(参加病院と浪速区医師会の協議会)は100回以上も開催し、現在も継続しております。
 2つ目は、多職種連携システムの「Aケアカード」です。これは通常のSNS形式のチャット機能だけでなく、今後の医療DXを見据えての薬剤情報や検査情報をすべてデジタルで取り込んでいるので、今後の情報(3文書6情報)にも役立つものと思われます。こちらは、浪速区内の団体(医師会、歯科医師会、薬剤師会、訪問看護ステーション、介護事業者)と行政協力のもとで平成28年より在宅連携協議会を設置し、多職種にて運用しているシステムです。
 
 コロナ禍においては、コロナワクチン集団接種、個別接種、発熱外来にも協力してきました。これからも変わらず、乳幼児健診、学校医活動、介護保険事業、産業医活動、予防接種事業、特定健診、休日急病診療所勤務など地域住民の健康安全にこれからも積極的に取り組んで参ります。

 最後に、このホームページは科目別医療機関の検索や、それぞれの個別の医療機関へのリンクも貼っております。名前やエリア別、科目別の検索が可能となっていますので、浪速区にてかかりつけ医をお探しの場合、当会ホームページを参考にして頂けると幸いです。 

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