ブルーカード(病状急変時対応カード)とは、浪速区の診療所と複数の病院がネットワークを組み、地域住民が安心して医療機関にかかれるシステムです。患者がブルーカードを所持することにより症状急変時も心配することなく、17病院(浪速区内:愛染橋病院・なにわ生野病院・富永病院、近隣病院:大野記念病院・多根総合病院・四天王寺病院・山本第三病院・大和中央病院・大阪警察病院・内藤病院・育和会記念病院・大手前病院・思温病院・日本生命病院・第二大阪警察病院・朋愛病院・大阪医療センター)が連携して患者の診察・入院受入れをしようというものです。 | ||
近年の救急医療崩壊から地域住民を守るためには、密接な地域医療連携が必要と考えられます。そこで救急医療における地域連携ネットワークを構築するために、浪速区医師会と近隣の病院の協働で、双方が患者情報を共有するシステムを立ち上げました。また、浪速区医師会として「何ができるか」を継続的に話し合うため「病診連携委員会」を設立いたしました。 |
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【病診連携委員会メンバー】 浪速区医師会員 10名 連 携 病 院 地域医療担当医または地域連携室 連携病院 浪速区内 3病院 愛染橋病院・富永病院・なにわ生野病院 近隣地区14病院 大野記念病院・四天王寺病院・多根総合病院・山本第三病院 大和中央病院・大阪警察病院・内藤病院・育和会記念病院 大手前病院・思温病院・日本生命病院・第二大阪警察病院 朋愛病院・大阪医療センター また、必要に応じて、大阪市消防局、区地域包括支援センターやケアマネージャーなど様々なゲストを招き、意見交換を行っております。 |
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平成21年 5月 | 浪速区医師会 病診連携委員会設立 | |
10月 | ブルーカードの説明会 開催 | |
11月 | ブルーカードを在宅患者のみに発行スタート | |
平成22年 4月 | ブルーカードの一般外来への適用についての説明会 開催 | |
5月 | ブルーカードを一般外来患者にも適用を拡大 | |
12月 | 西成区の山本第三病院が連携病院として参加 | |
平成23年 7月 | 大阪市南医師会がブルーカードシステムに参加 | |
10月 | 浪速区以外の医師会に所属している医療機関が参加できるように登録医制度を開始 | |
平成24年 3月 | 西成区の大和中央病院が連携病院として参加 | |
7月 | 天王寺区の大阪警察病院が連携病院として参加 | |
平成25年 2月 | 西区の内藤病院が連携病院として参加 | |
6月 | 生野区の育和会記念病院が連携病院として参加 | |
8月 | 中央区の大手前病院が連携病院として参加 | |
平成26年 7月 | 西成区の千本病院が連携病院として参加 | |
10月 | 西区の日生病院(30年4月日本生命病院に名称変更)が連携病院として参加 | |
10月 | 浪速区の富永病院が2次連携病院から1次連携病院に変更 | |
平成27年 2月 | 天王寺区のNTT西日本大阪病院が連携病院として参加 | |
8月 | 浪速区の愛染橋病院への登録が他地区医師会員からでも可能となった | |
平成28年 6月 | ブルーカードにDNRなどの記載欄を追加した | |
平成29年 7月 | 東成区の朋愛病院が連携病院として参加 | |
平成30年11月 | 中央区の大阪医療センターが連携病院として参加 |